今年は、田植え体験、夏野菜の収穫体験、稲刈り体験、秋の首都圏で収穫祭、首都圏での餅つき交流事業と交流事業を実施いたしました。今回は、お米ライターの方の基調講演と生産者と消費者の交流を通して農業の未来を考えるシンポジウムを企画させて頂きました。生産者同士の意見交換では、未来に向けた貴重な意見交換が実施できました。今後も継続し交流と研修を目指してまいります。
柏木智帆さん(お米ライター/米・食味鑑定士)
大学卒業後、2005年神奈川新聞社に入社、編集局報道部に配属。
新聞記者として様々な取材活動を行うなかで、稲作を取り巻く現状や日本文化の根っこである「お米」について興味を持ち始める。
農業の経験がない立場で記事を書くことに疑問を抱くようになり、農業の現場に立つ人間になりたいと就農を決意、8年間勤めた新聞社を退職。
無農薬・無肥料での稲作に取り組むと同時に、キッチンカーでおむすびの販売やケータリング事業も運営。
2014年秋より都内に拠点を移し、お米ライターとして活動を開始。
2017年に取材で知り合った米農家の男性と結婚し、福島県へ移住。夫と娘と共に田んぼに触れる生活を送りながら、「お米を中心とした日本の食文化の再興」と「お米の消費アップ」をライフワークに、様々なメディアを通して情報を発信、お米の魅力を伝える活動を精力的に行っている。
また、今後は米食を通した食育にも目を向けている。